未払いの残業代について

どうにも仕事が定時では終わらなくて、長時間の残業をせざるを得ない状態になっている。同僚も何かしっくりいかないものを感じているようだが上司の手前なかなか言い出せない、残業をしても残業代が出るならまだ納得もできるのだが、未払いの状態が続いていて、どうしたものかと困っているという人もいるかもしれません。残業をさせれば残業代を払わねばならないのは会社として当然のことで、未払いというのは違法です。たとえ毎日30分、1時間といったものであっても長い目で見ると大きなものになりますし、2時間も3時間ものサービス残業をしているのでは心身ともに不調をきたす恐れすらあります。

しかし、会社としてはあの手この手でこのようなサービス残業をさせようとすることがありますから注意しなければなりません。よくあるのが一人分のノルマというか、目標を与え、これが一人前の仕事量だからそれが終わるまでは帰れない、給料を払うに値しないというような雰囲気を作り上げることです。これははっきりと言葉や文章にするだけでなく、態度や雰囲気でそれを示すようなものも含まれます。仕事をするほうも、自分は仕事が遅いのだからとか、新人なのだから仕方がないというような理由で無理に納得させてしまうことがあるのですが、これは明らかに問題です。

どんな理由であれ、仕事を時間外にさせたのであればそれは残業代として支払わねばならず、そうでなければ未払い残業代となってあとからでも請求できることになります。

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